国内外のヘッジファンドの違い

ヘッジファンドをご存知ですか?投資ファンドの一つで、主に大金持ちや大手企業の資金を運用します。

投資商品は株や債権に留まらず、不動産やコモディティ(ガソリン、原油、金、大豆などの商品)、先物、オプションと多岐に渡り、運用は専門のファンドマネージャーが行います。

その姿勢は、何があろうと利益を追求する、「絶対リターン」!リスク回避も行いますが、やはりハイリスクとなるケースが多いです。

 

しかし、その分ハイリターンを望めるのが魅力です。だからこそ、米国でヘッジファンドが生まれた1949年から、世界の富豪はこの投資方法を活用してきたのです。

ただし、ハイリターンを出すファンドマネージャーへの成功報酬は、高めに設定されていることが多くなっています。。

資産運用に興味はあるけど、忙しくて時間が取れないという方、思い切って冒険をしてみたい方、リスクよりも大きなリターンを絶対に狙いたい!という強い気持ちがある方にとって、ヘッジファンドは、魅力的な商品ではないでしょうか。

挑戦してみたい、買ってみたい!

 

そんな気持ちになった時は、どうするのが良いでしょう。

残念ながら、ヘッジファンドは、普通の証券会社や銀行では販売していません。

 

ファンドには「公募」と「私募」の2種類があります。

「公募」とはあらゆる人に向けて販売すること。身近な例でいうと「投資信託」がそれに当たります。証券会社や銀行に行けば、誰でも購入することが可能です。

「私募」とはその反対で、ある条件を満たした人にだけ、販売する商品をさします。ヘッジファンドはほとんどがこの「私募」にあたるのです。

 

そしてヘッジファンドのメイン顧客は1億円以上の資産を持つ投資家、または機関投資家(年金基金、保険会社、プライベートバンク等)なのです。裏を返せば1億円以下の資産しかない人は、お呼びでないということになります。

 

しかし、日本では1000万円から募集しているヘッジファンドも意外と多く存在しています。これなら、自分の頑張り次第で手が届きそうではありませんか?

このように海外ヘッジファンドと国内ヘッジファンドでは、いくつかの違いががあります。一体どこが違うのでしょうか。

日本のヘッジファンド?聞いたことないけど・・・

 

日本では、まだまだメジャーとは言えないヘッジファンドですが、運用会社はちゃんと存在しています。

アクティビストとしても有名なところでは、「Japan Act合同会社」です。

2018年に設立された独立系の投資会社で比較的設立は浅い会社といえますが、他社で実績をあげていた運用チームが高いパフォーマンスをあげています。

日本国内の上場企業を投資対象としており、「バリュー投資」+「アクティビスト」が主たる投資戦略です。

投資先を選択する基準は、その企業の優位性・将来性そして資産の算定を徹底して行い本来の企業価値を算出し、投資を行います。

面談では、投資スタイルや契約内容・過去の実績等、HPでは開示していない内容も含めて担当者が非常にわかりやすく納得するまで説明してくれるのが魅力です。

 

「BMCAPITAL」は、東大、京大卒のファンドマネージャーで構成された会社です。

こちらも投資対象は国内株式になります。若手の金融エリートが発揮するその手腕には、期待が持てそうです。最低投資金額は1000万円ですが、運用に満足した場合の増資を前提として、それ以下の金額でも受け入れています。

 

「日興レジェンド・イーグル・ファンド」は、幅広い海外株式から銘柄選出をし、ポートフォリオを組んで、世界株への投資をメインとするファンドです。割安株を世界の国から、という方針で、様々なバブルや経済ショックを乗り越えてきました。

 

他にもいくつかのヘッジファンドがありますし、もちろん日本の会社ですから、商品説明やアフターフォローも日本語での対応になります。難しい投資用語もわかりやすく説明してもらえますから、とても安心ができます。

日本のヘッジファンドの、運用状況はどうなの?

海外に比べれば決して市場は大きいとは言えませんが、最も大事な運用成績では決して負けていません。

 

例えば「Japan Act合同会社」の2019年の年間利回りは約30%となっています。

投資信託の平均的な年間利回りは4%~6%と言われていますから、比較するとかなりの高リターンと言えるでしょう。

 

「BMCAPITAL」における、年間の平均年間リターンは、約10%以上。こちらも、ヘッジファンド業界の平均年間利回りを少し上回る水準です。とても立派なものだと思います。

 

また「日興レジェンド・イーグル」では、基準価格をベースとした公募価格で契約することが可能です。価格は1万1,000円前後となっていますので、トライしやすいと思います。プチ挑戦で肩慣らしをしていざ高額を投入!という手法ができるのです。

 

ファンドマネージャーも、十分優秀な方々が揃っています。上記の運用成績を叩き出しているのが何よりの証拠です。どんなに高学歴、高経歴でも、実際の営業成績が悪ければ意味がありません。金融業界で大事なのは、結果なのです。

海外のヘッジファンドについても知りたい!

 

それでは、海外のヘッジファンドはどんな状況でしょう。

今回は、世界の有名なヘッジファンドを2020年の運用成績を元にした最新利回りでランキング化してみました。1位~3位までをまとめて一挙に紹介していきます。

ブルームバーグが紹介する最新版のヘッジファンド運用利回りで一番好成績を残したのは、、「タイガーグローバルマネジメント」です。

タイガーグローバルマネジメントは、アメリカのニューヨークを拠点としているヘッジファンドで、アルゴリズムによる機械的な運用ではなく、人(ファンドマネージャー)が運用を行っていることが特徴です。

ファンドマネージャーの活躍により、2020年は10.4億ドル(約1兆円)という利益を出し、昨年のヘッジファンド利回りランキングで見事1位になりました。

 

2位はアメリカ籍のヘッジファンドである、「ミレニアム・マネジメント」です。

ミレニアム・マネジメントはマルチストラテジーを主な戦略としており、トレーダーで構成される「ポッド」と呼ばれる240余りのチームを資産運用の要としているのが大きな特徴です。

新型コロナウイルスの影響で昨年3月には一時複数のポッドを閉鎖しましたが、その後は安定した資本を確保し、終わってみれば10.2億ドル(約1兆円)という利益を出してランキング2位に輝きました。
 

3位もアメリカのヘッジファンで「ローン・パイン・キャピタル」です。

ローン・パイン・キャピタルは株式ロング・ショート戦略をとっており、昨年は巣ごもり関連銘柄のドキュサイン株を取得したほか、ネットフリックス、フェイスブック、ショッピファイ、マイクロソフトの株等を買い増し、9.1億ドル(約9000億円)の利益をあげ、3位という成績で終わりました。

 

海外のヘッジファンドは運用規模が大きいことに加え、運用パフォーマンスも非常に高いということが言えるでしょう。。さらに日本のヘッジファンドと異なる点は、運用商品が多岐に渡っていることでしょう。日本にいては買えないような商品で、自分の資産を運用するのはちょっと面白いかもしれませんね。

 

そして、海外には世界規模で名が売れている、カリスマファンドマネージャーがたくさん存在しています。ジェームズ・シモンズ氏、レイ・ダリオ氏など、名だたる有名ファンドマネージャーがおり、、ここまでのファンドマネージャーはまだ日本には存在していないのが現状といえるのではないでしょうか。

海外のヘッジファンドも良いみたい!

 

日本では味わえない魅力が海外のヘッジファンドには確かにありますが、その代わり大きな弱点も3つあるのです。

1つ目は金額です。

最低購入金額が1億円のケースが多く、かなりの資産が必要になります。しかも有名ヘッジファンドは基本プライベートバンクを通しての購入となりますから、ハードルも高いと言えるでしょう。

 

2つ目は言葉の壁です。

もしプライベートバンクに口座を開いて、買うことができたとしても、商品の説明は全てプライベートバンカー経由で聞かねばなりません。

当然使われるのは英語です。もちろんプライベート通訳を雇えば、問題ないのかもしれませんが、これもまたハードルが高そうです。

3つ目は、購入が非常に難しいということです。

ミリオネアになるか、海外ヘッジファンドを運用している日本の投資信託を買うか、もう一つは中立的な専門家である「投資助言会社等」のサポートを活用して、海外のヘッジファンドに直接投資する方法などを、取ることになるでしょう。

スケールは海外、でも買いやすさは日本に軍配!

いかがでしたでしょうか。

海外のヘッジファンド、日本のヘッジファンド、どちらもそれぞれ魅力や面白さがありました。

それに流れの速い金融業界のことですから、今後もますます変化していくでしょう。そこも見逃せません。しかし現段階で言えることは、スケールは海外!買いやすさは日本!ということです。

もう少し海外ヘッジファンドが買いやすければ、両者の違いをもっと楽しめるでしょうから、そこは少し残念です。

そしてもう一つ言えるのは、

ハイリターンが最高の魅力、でもその後ろにはハイリスクが控えている!

この点は海外も日本も変わらないところです。

 

けれどそこがヘッジファンドの1番の魅力なのでしょう。リスクの覚悟を持てるなら、選択肢の一つとして十分ありと言えるでしょう。

プロ中のプロが絶対リターンを狙って運用するヘッジファンド。まずは買いやすい国内ヘッジファンドで資産を増やして、やがて海外ヘッジファンドにも挑戦をするという未来を創ってみるのも面白いかもしれませんね。

 

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