大金が入った時に資産運用などの検討をする方も多いのではないでしょうか。

大金の場合、そのまま貯金をしておくよりも、利回りが高い商品を購入しておくことで、資産を増やすことができるでしょう。

これから、まとまったお金を増やす方法についてご紹介します。

また、資産運用のポイントやおすすめする投資先の紹介もしますので、参考にしてみてください。

1、まとまったお金の資産運用方法1「銀行へ預ける」

 

まとまったお金の資産運用方法として「銀行へ預ける」があります。

普通預金や定期預金なら、リスクが少なく安心できる預け先になるでしょう。

銀行に預けるメリットは、資産の減るリスクがほとんどないことです。

銀行が倒産してしまうことも稀にありますが、通常は預けた資産の保証がされています。

 

一般的に日本の銀行では、1000万円までの元本保証があるので、それ以下のまとまったお金に関しては損失がないといえるでしょう。

そのまま現金で持っているよりは金利がつくので、資産を増やすこともできます。

 

銀行の年利は約0.02%~0.2%などさまざまです。

複数の銀行口座を持ち、分割して預けるのもいいでしょう。

普通預金よりは定期預金の方が年利は高く、銀行によってはキャンペーンもしています。

キャンペーンを利用すれば、高い年利で預けることも可能です。

 

また、自分で運用するなどの手間がいりません。株式や投資信託などの資産運用方法では、価格の上下などを把握する必要があります。

調べる時間や手間だけでなく、精神的な不安を伴うこともあるでしょう。

銀行へ預ければお金をおろさない限り減ることはないので、気にしなくてもいいというメリットがあります。

 

銀行に預けるデメリットは、資産が増えにくいことです。

運用利回りが低いので、まとまったお金を預けていても利息は数百円~数千円にしかなりません。

リスクが低く安全性はありますが、資産を増やしにくいことが注意点です。

2、まとまったお金の資産運用方法2「利益を追求した投資をする」

 

「利益を追求した投資」もまとまったお金がある時の資産運用方法でしょう。

利益を追求するため、投機的な投資をすることになります。

つまり、リスクが高い商品の購入やレバレッジをきかせることです。

 

このような資産運用方法の場合、資産の総額を大きく増やせることがメリットになります。

数倍~数百倍のレバレッジを使った金融商品なら、短期間で資産を大幅に増やすことも可能です。

リスクの高い商品は高いリターンになることが多く、成功した時の利益が高いでしょう。

 

しかし、失敗した時は大きい損失になるなどのデメリットもあります。

まとまったお金を全て資産運用した時は、財産がなくなってしまう可能性も考えなくてはなりません。

また、短期的に売買をして利益を得ていくので、情報収集の時間や手間が掛かってしまいます。

常にチャートなどを確認しなければならず、自分の時間が資産運用に取られてしまうでしょう。

 

3、まとまったお金の資産運用方法3「長期的に増やしていく」

 

まとまったお金がある時は「長期的に増やしていく」ことも一つの手段です。

この方法にすれば、着実に増やしていくことができます。

長期的に増やしていくためには目標額を決めて、ポートフォリオの作成などをすることが大切です。

 

投資する商品や金額・期間・リスク・リターンなどを調べてからポートフォリオにまとめることで、資産運用の状況や目標を把握できます。

利益を追求し投機的に行う方法は、勝ち負けのようなものです。

 

しかし、長期的に増やしていく方法は運用スタイルを確立し、計画性を持って運用することになります。

この方法のメリットは、「適正な利回りが計算できる」ことです。

 

ポートフォリオによって、1年後や数年後の目標額などを計算できます。

それを参考に、目標にする利回りの商品を購入していけばいいのです。

計画通りの運用ができれば、大きな損失も出ません。

 

リスクも踏まえて考えているので、問題があっても少しのリスクで抑えられるでしょう。

よって、安全性の高さもメリットです。

 

しかし、短期間で大きく資産を増やすことはできません。

資産運用の成功までに時間が掛かってしまうのはデメリットです。

また、元本保証がない商品も多いため、注意した方がいいでしょう。

4、まとまったお金を安全に運用するためのポイント

 

まとまったお金を安全に運用するためには「運用の意味を決める」「目標額の設定」「余剰資金で行う」「勝てそうな投資先の選択」がポイントです。

 

まずは、資産運用の意味を決めてみましょう。

マイホーム資金、外国への移住、老後の生活資金など意味はさまざまです。

それに伴って、必要な目標額も変わってきます。

今の資産を大きく増やさなければならない時は、大きいリターンの期待できる商品検討が必要でしょう。

 

老後の資金確保のためなら、リスクの低い商品を選ぶと安心して運用できます。

最初は余剰資金として貯蓄の一部から始めることも大切です。

少額から始め、増やしたお金で再投資するのもいいでしょう。

資産運用の知識や経験が少ない時に、リスクが高いものへ高額投資すると、大きな損失が出ることもあります。

 

また、分散投資をして投資内容や対象国・受け取る期間などを分けておくことも重要です。

まとまったお金が必要になった時、すぐに換金しやすい商品も選んでおくといいでしょう。

勝てそうな投資先とは、値上がりが見込めそうな商品をいいます。

 

それらを見極めるスキルがない時は、専門家や証券会社などのアドバイスを聞くことが大切です。

自分だけで投資先は決めず、さまざまな意見を聞くことで成功に繋がります。

5、おすすめの投資先1「貯蓄型保険」

 

まとまったお金を運用する時は「貯蓄型保険」に加入するといいでしょう。

通常の保険と資産運用の機能を持っている商品です。

保険料を毎月支払っていれば、解約時に解約金を受けとれます。

 

長期間保険料を支払っていた時には、支払額よりも多く返金されることが特徴です。

貯蓄型保険は、5年や10年・20年などまとまった期間分の保険料を、一括で支払うこともできます。

 

つまり、まとまったお金がある時に一括で支払っておけば、解約するまで保険のサービスが受けられるだけでなく、支払い額以上の返金が期待できるでしょう。

6、おすすめの投資先2「外国債券」

 

「外国債券」とは、外国企業の社債や国債のことです。

債権はどの種類であっても、満期が来た時には全ての元本が戻ってきます。

 

つまり、元本保証があるので、安心して預けられる投資先です。

外国債券は利率が高めになっています。

 

例えば、アメリカ20年国債なら、年利約2%です。

元本保証がある日本の預貯金に預けているよりは、数倍の利回りがあるでしょう。

外国債権で高いリターンを期待することは難しいですが、リスクが少なく安心できる投資先の一つです。

7、おすすめの投資先3「ヘッジファンド」

 

「ヘッジファンド」はまとまったお金を持っている人向けの投資先になります。

高い利回りが期待できる商品のみ扱っているので、リターンが大きいです。

 

優秀なヘッジファンドを選択すれば、年利15%以上の利益が見込めます。

1000万円を持っていた場合、1年後に約1150万円、5年後には2000万円以上になっているでしょう。

絶対的な利益を追求しているので、失敗しにくい銘柄が厳選されています。

 

手数料と報酬金は掛かりますが、数年で大きく資産を増やしたい時に有効な方法です。

 

それぞれの目標で、投資方法は異なる!目標を明確にして、まとまったお金の資産運用をしよう!

まとまったお金の資産運用をする時には「リスクが少なく安全な方法・短期で利益を得る方法・長期的に増やしていく方法」などさまざまです。

 

まずは、自分の目標額や期間を設定し、投資スタイルを決めてみるといいでしょう。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、それを理解してから選択することは重要です。

 

また、安全に運用するためのポイントも知ることで、資産運用の成功に繋がります。

これを参考に、自分に合った投資スタイルを見つけてみましょう。

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