株より前に投資すべきもの|自己投資何をすべきか?お金の使い方上手い人が実践する7つ

資産形成で最初にやるべきことは、株よりも自分自身への投資が重要だと私は考えます。

そのためにまず固めるべきは生活の土台であり、特に生活防衛資金の確保と高金利の借金返済が欠かせません。

「健康や経験に投資することで、将来の稼ぐ力と選択肢が大きく広がります」と私は伝えます。

なぜ株式投資より「自分への投資」が最優先なのか

将来のために資産を増やす上で、何よりも先に考えるべきは自分自身の価値を高めることです。

株式投資のような金融投資も有効な手段ですが、それ以上に確実で大きなリターンを期待できるのが「自分への投資」なのです。

なぜなら、お金を生み出す源泉は自分自身であり、心の余裕がなければ冷静な判断はできず、何より自分こそが将来最大のリターンを生む投資対象だからです。

株式投資で利益を狙う前に、まずは自分という土台を固めることが、本当の資産形成への最短ルートになります。

お金を生み出す源泉は自分自身という事実

お金を生み出す資本とは、金融商品だけでなく、あなた自身の知識やスキル、そして健康な身体そのものを指します。

どんなに優れた投資先を見つけても、心身の健康を損ない働けなくなれば、収入は途絶えてしまいます。

例えば、エコノミストの上野泰也氏は、自身の体脂肪率を常に10%台に保つことで、長く働き続ける資本を維持しています。

まずは自分自身の市場価値、つまり「稼ぐ力」を高めることが、将来の資産を雪だるま式に増やすためのエンジンになります。

心の余裕がもたらす冷静な投資判断

株式投資で成功するために不可欠なのが、市場の変動に一喜一憂しない精神的な安定、つまり『心の余裕』です。

手元に生活費3ヶ月分の生活防衛資金がない状態で投資を始めると、株価が下落した局面で、本来なら持ち続けるべき資産を手放さざるを得ない状況に陥りかねません。

投資を始める前に生活の土台を固めることは、守りの一手であると同時に、攻めの投資で結果を出すための必須条件なのです。

将来のリターンが最も大きい投資対象

株式投資のリターンは年平均で5〜7%程度が期待値ですが、自己投資のリターンは時に数百倍、数千倍にもなり得る可能性を秘めています。

例えば、30万円かけて専門スキルを学ぶ講座を受講し、年収が100万円アップする転職に成功すれば、その投資は1年足らずで回収でき、その後も利益を生み続けます。

また、若いうちに経験した海外旅行は、直接的な収入にはならなくとも、価値観を豊かにし、キャリアの選択肢を広げる無形の資産となるのです。

金融商品への投資も大切ですが、あなた自身の可能性に投資することこそ、最も確実で大きなリターンを期待できる、最高の資産形成術と言えるでしょう。

お金の不安をゼロにする土台作りのための投資4選

株式投資で資産を増やす前に、まず取り組むべきは将来のお金の不安を取り除く「守りの投資」です。

何よりも盤石な生活の土台を築くことが、心の余裕を生み、長期的な資産形成を成功させる鍵となります。

具体的には、「借金の返済」でマイナスをゼロにし、「生活防衛資金の確保」で不測の事態に備えます。

さらに、「健康への投資」で長く稼ぎ続ける資本を育み、「固定費の見直し」で投資の原資を生み出す、この4つのステップが不可欠です。

これらは、派手さはありませんが、あなたの資産を確実に守り育てていくための最も重要な土台作りです。

最優先で取り組むべき借金の返済

もしあなたが返済すべき借金を抱えているなら、どんな投資よりも先に金利の高い借金をなくすことが最もリターンの高い「投資」になります。

なぜなら、投資で得られる利益よりも、借金の利息として支払う金額の方が大きいケースがほとんどだからです。

例えば、年利15%のカードローンがある場合、返済せずに年利5%の投資をしても、差し引き10%のマイナスになってしまいます。

これは、穴の空いたバケツで水を汲むようなものです。

まずは、その穴を完全に塞ぐことに全力を注ぎましょう。

借金という精神的な重荷から解放されることで、初めて心に余裕が生まれ、将来に向けた前向きな資産形成をスタートできるのです。

いざという時のための生活防衛資金の確保

生活防衛資金とは、病気や失業など、予期せぬ収入減に見舞われた際に、当面の生活を守るためのお金のことです。

この資金があるという安心感が、短期的な市場の変動に惑わされず、長期的な視点で資産を育てるための精神的な支えとなります。

一般的に、会社員なら生活費の3ヶ月~半年分、フリーランスなど収入が不安定な方は1年分を目安に確保することが推奨されています。

例えば、毎月の生活費が25万円の方なら、75万円〜150万円を、いつでも引き出せる普通預金口座などに用意しておくと安心です。

生活防衛資金は、投資の暴落時に慌てて売却してしまう「狼狽売り」を防ぐための保険です。

この守りがあるからこそ、攻めの投資に安心して取り組めます。

長く働く資本となる健康への投資

どんなに優れた金融資産を持っていても、心と体が健康でなければ、その資産を活かすことはできません。

長く働き続け、人生を楽しむための最も重要な資本は、あなた自身の「健康」です。

ある著名なエコノミストは、健康管理も自分への投資だと考え、日々の運動を欠かさず、体脂肪率を常に10%前後に維持しているそうです。

病気を未然に防ぎ、常に最高のパフォーマンスを発揮できるコンディションを保つことは、将来の医療費という大きな支出を抑え、生涯にわたって稼ぎ続ける力を維持することに直結します。

ジムの会費や質の良い食材への出費は、消費ではなく未来の自分への投資です。

健康な体こそが、何物にも代えがたい一生涯の資産となります。

毎月の支出を減らす固定費の見直し

固定費とは、家賃や通信費、保険料など、毎月一定額が出ていく支出を指します。

この固定費は、一度見直すだけで節約効果がずっと続くため、家計改善において非常に効果的です。

例えば、大手キャリアのスマートフォンを月額8,000円で利用している人が、格安SIMの「ahamo」や「povo」に乗り換えるだけで、月々の支払いを3,000円程度に抑えられる可能性があります。

これだけで年間60,000円もの余剰資金が生まれ、その分を自己投資や資産形成に回すことができます。

固定費の見直しは、収入を増やすことと同じくらいインパクトがあります。

まずは一つでもいいので、ご自身の支出を見直すことから始めてみましょう。

将来の稼ぐ力を最大化する3つの自己投資

生活の土台を固めたら、次はいよいよ将来の収入を飛躍的に高めるための「攻めの投資」に移ります。

ここで最も重要なのは、あなた自身の価値を高めることに他なりません。

具体的には、専門性を高める知識やスキル、視野を広げ価値観を豊かにする経験、そして人生を豊かにする良好な人間関係の構築という3つの柱が中心となります。

これら3つの自己投資は、あなたの市場価値を高め、株式投資の元手となる「稼ぐ力」そのものを大きくしてくれる、最も効果的な方法です。

専門性を高める知識やスキル

専門性を高める知識やスキルへの投資とは、あなたの「稼ぐ力」に直接つながる能力を磨くことを指します。

例えば、現在のWebマーケティングの仕事に関連する資格を取得したり、プログラミングスクールに通って月5万円の副収入を目指したりするなど、具体的な目標を持つと行動しやすくなります。

読書のような小さな習慣から、資格取得のような大きな挑戦まで、あなたのキャリアプランに合わせて投資対象を選ぶことで、着実に将来の収入を増やしていけます。

視野を広げ価値観を豊かにする経験

経験への投資とは、一見すると仕事に直結しないように見えても、あなたの人間的な魅力を高め、人生の選択肢を広げてくれる活動にお金と時間を使うことです。

まとまった休みが取れたら、思い切って海外へ一人旅に出てみるのも良いでしょう。

例えば10万円で1週間のアジア旅行に行けば、日本では得られない新しい価値観に触れ、仕事への新たな情熱を見出すきっかけになるかもしれません。

こうした経験を通じて培われた広い視野や柔軟な思考は、予期せぬ問題に直面したときに、あなたを助ける大きな力となります。

人生を豊かにする良好な人間関係の構築

人間関係への投資とは、信頼できる仲間や尊敬できるメンターとのつながりを築き、深めるためにお金と時間を使うことを意味します。

有益な情報を交換できるだけでなく、困難な時期に精神的な支えとなってくれる人の存在は、何物にも代えがたい資産です。

例えば、月1回、費用3,000円程度の異業種交流会に参加するだけでも、新たな出会いが生まれます。

人とのつながりは、あなたの人生を豊かにし、ビジネスチャンスや新しいキャリアの可能性を運んできてくれる、かけがえのない財産になるのです。

賢いお金の使い方を実践するための第一歩

自己投資を始めて将来の資産を築く上で、最も重要なことは自分のお金の流れを理解し、人生の目標を定めることです。

やみくもに行動しても、望む結果は得られません。

まずは土台作りとして、家計の現状を正確に把握することから始めます。

その上で、自身の価値観と向き合うライフプランを設計するという2つのステップを進めていきましょう。

この土台が、あなたにとって最適な投資先を見つけるための、確かな羅針盤となります。

まずは家計の現状を正確に把握

家計の現状把握とは、自分のお金の流れを明確にし、コントロールするための健康診断のようなものです。

どこから収入があり、何にお金を使っているのかを知ることで、初めて改善点が見えてきます。

まずは「マネーフォワード ME」や「Zaim」といった家計簿アプリを活用し、最低でも1ヶ月間、すべての支出を記録してみることから始めてください。

クレジットカードや銀行口座を連携させれば、手間をかけずに自分のお金の流れを可視化できます。

現状を数字で把握することで、どこに無駄があり、どのくらい自己投資にお金を回せるのかが具体的にわかります。

これが、賢いお金の使い方を実践するためのスタートラインです。

自身の価値観と向き合うライフプランの設計

ライフプランの設計とは、単なる将来の貯蓄計画ではありません。

自分が「どう生きたいか」という価値観を反映させた、人生の設計図を作成する作業を指します。

例えば、今後10年間で成し遂げたいことや理想の姿を3つ書き出し、それぞれに必要なお金や時間を試算することから始めてみましょう。

「専門性を高めて3年以内に年収を100万円アップさせる」「海外で働きながら暮らす経験をする」など、具体的な目標が自己投資の方向性を明確にします。

この設計図があることで、お金を使う際の判断基準ができます。

「この支出は自分の理想の未来に繋がる投資か、それとも単なる浪費か」を自問できるようになり、お金の使い方が大きく変わっていくのです。

まとめ

この記事では、株を始める前に優先すべき具体策として生活防衛資金の確保や高金利借金の返済、健康や経験への投資、固定費の見直しを示し、特に生活の土台を固めることを最重要ポイントとして伝えした。

まずは家計を1か月間記録して生活防衛資金の目標額を決め、金利の高い借金から優先的に返済計画を立てることから始めてください。

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