さて、ここに3000万円の現金があります。これを1億円にしてみなさいと問われた時あなたはどのように投資をすればいいのか思い浮かびますか。

ただ、3000万円を銀行に預けておいても、利回りが非常に低いため、1億円以上まで資産を増やす事は数百年以上の時間をかけないと事実上不可能です。

だからと言ってギャンブルに近い投機で資産を増やす方法は非常に危険です。

今回は3000万円の資産を1億円に増やしていく資産運用方法の中でリスクが比較的少なく、短時間で増やすことができる方法を4つ紹介したいと思います。

3000万円の資産がないよという方でも比較的安全に資産を増やす方法を知ることができるので読んでみて損はありません。

方法①ソーシャルレンディングで資産を運用

 

3000万円を1億円に増やすためには基本的に株取引を行って資産を運用するのが基本となります。

しかし、株価が高い時は下落したリスクが高く株価の高い時期ではなかなか投資することができません。

そんな時に重宝する投資方法としてソーシャルレンディングという投資方法があります。

(1)ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングは簡単に言うと個人の金貸しを行うことで資金が必要な会社にお金を貸し、その利息が毎月はいってくる投資方法です。

 

この利息の率を年10パーセントだとすると3000万円企業に貸していたのであれば一年で300万円の利息収入を得ることができます。

(2)ソーシャルレンディングは株価変動の受けない

ソーシャルレンディングの強いところは株価の乱高下に大きな影響を受けないというところです。

そのため株価にあまり左右されずに安定して資産を増やすことができます。

 

お金を貸す以上、貸している企業の貸し倒れのリスクもありますが、資産を分散して投資を行うようにすれば貸し倒れのリスクをある程度抑えることができますし、借りている側も土地などの不動産を担保にしているため、貸した金額が全額無くなる事はありません。

そのため株価が高く、株を購入しても利益があまり望めなさそうな時はソーシャルレンディングで堅実に資産を運用していくと良いでしょう。

方法②株価が暴落で値下がりした時に、株式を安く買う

株式は暴落したタイミングで安く買いましょう。「安かって高く売る」ことは投資の基本です。

(1)株価暴落で優良株を安く購入する

株価は生き物のようなものでたとえ好調な時でもいつかは不調に陥ってしまいます。

特に日本では災害リスクが大きいので大地震が起きたら株価が急落することが予想されます。

しかし、これは優良会社の株を安く購入することができる千載一遇の好機でもあります。

この機を逃さず優良株を安く購入しておきましょう。

(2)暴落時は売らずに、高騰時まで保有し続ける

株価が下がった後反動で株価が大きく上がることが多いのでその時に売ってしまう方法もありますが、ここは次の株式バブルが始まるまで株を保有するようにしましょう。

この時にバブルが始まるまでにできるだけ利益を出せるように配当金の比率が高い企業の株を買うようにしておきましょう。

ここから株式バブルが始まるまではチキンレースの始まりとなります。

毎日のようにここで株を売った方がいいのではないかと考えてしまいがちですが、資産を1億円に増やすのであればここはぐっと我慢して株価が上がるのをじっと待ちましょう。

 

そして株価バブルが訪れて株価が購入したときよりも2倍近くになった際に安く購入した株を売却するようにします。

後はバブルがはじけて株価が急激に下がるまでソーシャルレンディング等安定性が高い投資を行い、株価が下がった時に優良会社の株を安く購入する事を繰り返すだけで1億円まで資産を増やしていくだけです。

方法③太陽光発電投資を行う

 

3000万円以上のまとまったお金があるのであれば、不動産投資も視野に入ってきます。

ただ、不動産投資の場合、マンションの空き室が埋まらなかったり修繕費が生じてしまうなど様々なリスクを抱えています。

そのため、一番確実で強力な方法は太陽光発電への投資でしょう。

(1)太陽光発電は20年間の売電収入額が保証されている

なぜ太陽光発電への投資が一番強力で確実なのかというと国の施策が背景にあります。

現在日本では再生エネルギーの普及のため20年間の売電収入額を保証しています。

(2)年利10%以上の高リターンが期待できる

さらにマンション経営のように急な修繕費の心配もないので投資する前から正確な利益を算出することができ、会社によっては年10パーセント以上の利回りが期待できるところもあります。

さらに、よくわからないという理由で参入する人がそこまで多くないので非常に安い優良な太陽光発電所を購入する事ができるという点も魅力の一つだといえるでしょう。

方法④海外ファンドやFXなど投資も視野に入れる

 

現在日本では国の借金が急速に増えています。

もし何かが起きて預金封鎖や資産課税が発生した場合、今までコツコツとためていた資産を一夜で失う事もありえます。

そのような事を防ぐためにある程度の資産を海外に回すようにしておきましょう。

(1)海外不動産投資:新興国への不動産価格は上昇を続けている

海外の投資と聞くと非常に危険と感じて二の足を踏む人も多いですが、例えば発展著しい新興国では一貫して不動産価格が上昇していく傾向にあるので日本と比べたら安定して資産を増やすことができるメリットを大きく享受できます。

(2)海外ファンドFX:追加証拠金(追証)不要のFXも多い

また、海外ファンドのFXの場合、日本のFXでは当たり前のようにある追加証拠金という制度が存在しない業者が多いです。

これによって投資した金額以上のお金を失うことがなく、日本よりも安定して資産運用が行えるようになっています。

日本語サポートが充実している業者も多いので興味を持ったのであれば海外の投資にも目を向けてみるのもいいでしょう。

ただし、海外の資産で運用を行う以上外貨送金など日本で資産運用するよりも経費が多くかかってしまうことに注意してください。

資産を安全に増やすコツ。分散投資が最大のリスクヘッジ

 

昔、双六の達人がなぜここまで強いのかと聞かれて負けないように行動するからだという答えたという逸話があります。

この逸話は資産運用にも通じており、基本的に資産を運用するにはお金を儲けよう、もっと増やそうと考えるよりできるだけお金を守ろうと考えて運用することが大切になってきます。

(1)ポートフォリオを組まないと、投資資金全てを失う可能性も

例えば一か所の投資先に3000万円の投資をすべてつぎ込んだ場合、もしその投資先が消滅したら投資した3000万円をすべて失って1億円の夢は一瞬で消えてしまいます。

しかし、30個の投資先の100万円ずつ分散して投資した場合、もし一個の投資先が消滅しても他の投資先が無事であれば失うのは100万円で済みますし、リカバリーもしやすくなります。

 

また、資産運用は数年、数十年先を見据えて行うことがほとんどです。

逆に言えば数か月で利益を洗稼ぎできる方法やデイトレードのように毎日パソコンにしがみついて細かいトレードを行うような方法は投資とは決して呼べませんし、リスクも非常に高かったり毎日のようにお金の事を考え続けなければならなくなるのでやめたほうがいいでしょう。

(2)売却する価格を事前に決めておく

株で投資を行う際にはいくらまで株価が上がったら売却すると決めておいたほうがいいでしょう。

もし売却の最低値段を決めておかないとまだ上がるだろうと思って持ち続けた結果、株価が暴落してしまい、資産が減ってしまうことも起こりえるからです。

基本的に資産運用は守りの姿勢で時間をかけて行うことです。気長に少しずつ資産を増やしていくことを念頭に入れて資産運用を行う事が重要となります。

定期的に資産運用を見直そう

 

投資してからずっと投資したままというのは感心できません。

経済は日々動いており、投資したときには非常に魅力的だった投資先でも数年たてば魅力的な投資先ではなくなったというケースがよく発生しますし、元本割れする危険を捨て去ることはできません。

 

そのため定期的に利回りのチェックや資産の状況をチェックして投資効率の悪い投資先があり投資先を変えられるようであれば変更しておくようにし、できるだけ安定して利益を上げられるようにしておきましょう。

そうすることでより効率的かつ安全に1億円まで資産を増やすことができます。

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