【最新版】2021年おすすめのETFを種類別に一覧で紹介!

投資信託とならび、メジャーな金融商品であるETF(上場型投資信託)。

上場型投資信託の名のとおり、上場している通常の株式と同じ時間帯で売買を行えるのが大きな特徴です。

ETFは投資初心者の方にとっても、また投資に慣れてきた方にもポートフォリオに組み込むにはおすすめしたい金融商品の一つで、リスクヘッジにも使える点は非常に便利であると言えるでしょう。

そこで今回はETFについて、おすすめの理由を見ていきながら、数多くあるETFの中から人気のもの・特におすすめのものをピックアップして見ていきましょう。

ETFがおすすめな理由は?

ETFの利点について見ていく前に、その特徴について簡単に触れておきましょう。

上場型の投資信託であるETFは、日経平均やTOPIXといった代表指数、原油や金などの商品(コモディティ)、などに連動して動く商品が多くなっています。

日本のETFの銘柄、そしてその特徴は日本取引所グループからチェックすることが出来ます。


出典:日本取引所グループ 銘柄一覧(外部サイト)

また、証券会社の売買代金ランキングを見ると、ほぼ毎営業日、日経平均連動型のETFがランクインしています。

日経平均連動型のものは日経平均、日経平均先物と連動して動いており、機関投資家の間でも売買が繰り返されるのが上位に入ってきている理由です。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、ETFがおすすめできる3つの理由について見ていきます。

(1)ETFおすすめ理由1:通常の株式と同じタイミングで売買が行える

投資信託の基準価額(株式でいう株価のようなもの)は、一日に一回のみしか変わらないため、好きな価格・好きなタイミングで売れないというのがデメリットです。

ETFであれば取引時間中であれば好きな価格・タイミングで売買が行えるため、短期の値動きを狙ってトレードを行うことも可能です。

稀に一日の中で±2~3%以上の大きな変動が起きることがありますが、そういった際を狙って購入・売却を行える自由性があるのがETFの強みだと言えます。

(2)ETFおすすめ理由2:信託報酬(保有中の手数料)が通常の投資信託と比べ比較的低い

もう一度、先ほどの日本取引所グループの銘柄一覧を見てみましょう。


出典:日本取引所グループ 銘柄一覧(外部サイト)

こちらに信託報酬が書かれていますが、上にあるもののほとんどは高くても0.1%~0.2%程度です。

先ほどの売買代金ランキングに入っていた「NEXT FUNDS ~」は0.8%ほどとなっています。

一方、SBI証券が扱う投資信託の信託報酬を、「手数料等費用」をクリックして見て見ましょう。

商品によって様々ですが、2%越えのものも珍しくなく、高いものは3%を越えています。コストを出来るだけ削りたい場合はETFの方が投資候補として挙げられます。

(3)ETFおすすめ理由3:レバレッジをかけられる、レバレッジをかけた商品がある

ETFは通常の株式と同じ特徴を持つので、信用取引を使って売買を行うことが出来ます。

また、売買代金上位に入っている「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信」は通常ダブルインバースと呼ばれ、株価がX%下落すると2X%株価が上昇する商品です。つまり日経平均が2%下がれば、4%上がる、というものです。

このようにETFは指数連動の商品のバラエティに富んでおり、投資中級者~上級者も頻繁に売買を行う投資対象であると言えます。

おすすめ国内ETF

国内ETFをチェックするにあたり、注意したいのは「流動性」です。売買代金が高いということは、その銘柄に投資したい投資家が多く、売買が頻繁に繰り返されていることを示します。

これはすなわち、買値と売値がマッチングしやすく、売買の流れ(流動性)が高いということになります。

何度か例に挙げた日経平均連動型ETFや、TOPIX連動型ETFは比較的売買代金が高く、流動性もありますが、日本取引所グループのサイトの下部に表示されていたものは流動性が低く、株価が動かないこと・逆に値を飛ばして大きく動くことがあるため、ETFを選ぶ際には実際のチャートの動き・出来高を参考にするとよいでしょう。

例:(1570) 日経レバETF

例:(1622)NEXT FUNDS 自動車・輸送機(TOPIX-17)上場投信

後者のNEXT FUNDS 自動車・輸送機(TOPIX-17)上場投信は画像注記のとおり投資対象とするには注意が必要です。

そういった観点からおすすめできるのは、やはり流動性が高く、かつ信託報酬が低いETFです。

なお、日経平均連動型のETFに関しては「5、日経平均ETF」で詳しく触れていきます。

投資初心者の方であれば、まずは日経平均ETFから始めてみることをおすすめします。

(1)TOPIX連動型上場投資信託 <1306>

毎日の出来高もあり、信託報酬も0.088%以下%と低め。TOPIX型のETFであればここ一択だと思います。

(2)東証マザーズETF <2516>

2018年2月に新しく登場したマザーズETF。マザーズは値動きが激しい市場なので、その値動きを狙って売買を行えます。

ハイリスクハイリターンの商品と言えますが、こちらも信用売りで入ることも出来るのは大きなメリットです。

(3)NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信 <1699>

原油の値動きと連動して動くETFです。コモディティの中では原油、金あたりがETFとしては取引しやすいですね。

おすすめ海外ETF

ここからは日本でも買える海外株式・債券を扱うETFをチェックしていきましょう。

(1)iシェアーズ S&P 500米国株 ETF <1655>

S&P500 ETFを組み入れているETF。ベンチマークも米国株価指標のS&P500となっています。

信託報酬も0.075%程度と悪くない値です。

(2)NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信 <1545>

こちらは米国株価指標、NASDAQに連動するETFです。

米国株への投資方法は多くあるのですが、ETFから入ってみるのも一つの手です。

(3)国際のETF VIX短期先物指数 <1552>

いわゆるVIX指数(恐怖指数)を円換算した対象株価指数に連動する商品となります。

中長期保有としては全くおすすめ出来ないのですが、年に数回あるVIXが高まるタイミングでうまく売買を行えると利幅がとれます。

2020年は2月、3月とVIX指数が大きく触れたため、その前兆に気づき投資を行っていれば大きな利益が得られたでしょう。

とは言え、値が日によって大きく飛ぶため、ハイリスクハイリターンな商品です。

世界で人気バンガードETF

世界で人気を誇るのがバンガードETFです。米著名投資家ウォーレン・バフェットは「資産の90%をS&P500に投資せよ」という発言をしていますが、バンガードのS&P500(VOO)は日本の投資家の中でも人気のあるETFです。

また、VOOと同じくVTI(トータル・ストック・マーケット)や、米国の高配当株をポートフォリオに組み込んでいるVYMも非常に人気が高いですね。

代表的なネット証券会社でもバンガードETFの取扱は行っていますので、気になる方はチェックしてみてください。

SBI証券取扱いのバンガードETFラインナップ

なお、バフェット氏は「S&P500に投資せよ」と言ってはいるものの、彼の運営するファンド、バークシャー・ハサウェイはS&P500をベンチマークとし、それを上回るパフォーマンスを目指しています。

長期的にバークシャーの運用成績がS&P500を上回ってきているため、それならバークシャーの株を買った方がいいのではないかという疑念もわくのですが、バフェット氏の本音やいかに...。

日経平均ETF

この項目では日経平均ETFについてチェックしていきましょう。

やはり代表的なのは下記三つのETFです。紹介するこれらのETFは、他の株式のヘッジとしても使えるので便利です。

(1)NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570>

日経平均の上昇に連動して株価が上がるETFです。2020年2~3月の株価暴落時は大きく売られ、またその後大きく買い戻され...と、指数の動きが激しくなってきていることから注目が集まっています。

(2)NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 <1357>

日経平均の下落局面で大きく力を発揮するETFです。日経平均が下がるとその二倍分価格が上がるため、少ない資金でも動く損益が大きくなるのが特徴です。

(3)日経225連動型上場投資信託 <1321>

日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570>と同じく、日経平均に連動して動くETFです。

<1570>は日経平均の動きに対して二倍の動きをするのですが、こちらは日経平均とほぼ同じ上昇率・下落率で動きますので、リスクを抑えたい方にはこちらをおすすめします。

ETFを購入するおすすめの証券会社

ETFを購入する際、どこの証券会社を選ぶかは手数料に注目してみるとよいでしょう。

  • 証券会社の取引手数料を見てみる
  • 特定のETFに対し取引手数料無料のサービスを行っているかどうかをチェック

各証券会社の取引手数料に関してはそこまで変わらないというのが本音ですが、松井証券であれば一日50万円以下の売買は手数料が無料になります。

他の会社の手数料はどんぐりの背比べなので、使いやすさ、そして取引手数料のサービスを行っているか、で判断するとよいでしょう。

その中で言うと、楽天証券は楽天225ダブルブル <1458>、楽天225ダブルベア <1459>といった人気の高い商品を売買手数料無料で使え、またネット証券の中でも取引ツールが使いやすくおすすめしたい証券会社です。

新たな取引ツール「マーケットスピードⅡ」もリリースを開始しており、また日経テレコンを使うことで日経新聞を無料で読めるのも大きなアドバンテージです。

手数料無料サービスを行っている会社でいくとカブドットコム証券も挙げられます。

カブドットコム証券の取引ツールkabuステーションも非常に使いやすさがあり、楽天証券と同じくETF売買に向いている証券会社です。

NISAにおすすめのETF

NISAにおすすめのETFは、日本のものより米国の代表的なものを選ぶとよいでしょう。

NISAは基本的に中長期投資向けの口座ですから、過去のチャートの値動きを顧みても明らかに米国株に軍配が上がります。

日経平均とS&P500の10年チャートを見てみるとその差は歴然です。

日経平均株価 10年チャート出典:Yahooファイナンス 日経平均株価(外部サイト)

S&P500指数 10年チャート出典:Yahooファイナンス S&P500指数(外部サイト)

なので、ETFという観点でいくのであれば、NISAでは「4、世界で人気バンガードETF」で紹介したようなETFを購入するのが盤石かと思います。

まとめ

ここまでETFについて解説してきました。2021年は、「ウィズ・コロナ」が常態化し、それが普通であるという社会生活が送られていくことになるでしょう。完全にはコロナは収束しないと思いますがピークアウトとの認識に至り、徐々に経済が復活して行きそうです。
ETFはどちらかと言うと中長期投資向けの商品が多いですが、それぞれの特徴を知っておくことで、様々な局面に対応できるようにしておきましょう。

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