多くの資産ができた時には、セミリタイヤをして老後を楽しみたいと思う方もいるのではないでしょうか。

どのぐらいの資産があれば、セミリタイヤをしても暮らしていけるのでしょうか。

そこで、40歳や50歳代でセミリタイヤする時に必要な資産と60歳代以降でする時に分けてご紹介します。

 

また、通常はセミリタイヤ後にも保有資産を補うことが必要です。

保有資産を補うためには、資産運用などで増やしていくことがいいでしょう。

資産運用のみで乗り切るには、さまざまな注意点を知っておく必要があります。

5000万円があった時にするといい資産運用方法や注意点などもご紹介します。

セミリタイヤを検討している場合は、これを参考にしてみてください。

1、60歳以降にセミリタイヤする場合の必要な資産

 

セミリタイヤとは、定年退職をする前に早期退職をすることです。

保有資産などを活用し、悠々自適に暮らしていくことをいいます。

通常は60歳や65歳まで働いてから退職しますが、早期退職をして趣味などに打ち込む人もいるでしょう。

 

しかし、セミリタイヤをするということは、今後の生活資金を確保していなければなりません。

もし、60歳以降の場合で85歳まで生きる場合、約5000万円~1億円が必要になります。これは、平均寿命が延びていること、インフレの可能性があることを考慮したからです。

 

年金に関しては、定年までに支払っていたとしても、受給できる金額は5000万円以下でしょう。よって、残りの金額を保有していない場合は、保有資産を増やす必要があります。

 

2、40代や50代でセミリタイヤする場合に必要な資産

 

40歳や50歳代でセミリタイヤする時には、多くの資産が必要になります。

40歳の時点でセミリタイヤする場合は約2億円以上、50歳代の時は約1億5000万円以上が必要になると、考えておいた方がいいでしょう。

 

なぜなら、今後生活するのは30年~50年と長く、その間の住居費や生活費・医療費・税金などが掛かるからです。

子供が独立していない場合は、大学や専門学校などの教育費なども必要でしょう。

子供が独立した後でも、子供や孫にかける資金を用意しておくのが望ましいです。

 

家族の生活費が20万円だった場合、1年間には300万円ぐらい掛かります。

しかし、通常の衣食住の費用だけでなく、税金や旅行代・冠婚葬祭などで使う費用も用意しないといけません。

毎年500万円を使ったとしても、30年で1億5000万円、40年で2億円、50年では2億5000万円が必要になります。

3、必要資産が足りない時に補う方法1「早期退職金」

 

セミリタイヤを検討している場合、保有資産だけでは今後生活できないことが多いです。

そのためには、不足分を補わなければなりません。

その方法として「早期退職金」があります。

会社によっても異なりますが、早期退職金の場合は60歳まで働いた時よりも多くもらえる傾向です。目安として約3000万円~4000万円になるでしょう。

しかし、早期退職金と今後もらえる年金、保有資産を合わせても2億円には届かない場合があります。その場合には、もう少し働いて保有資産を増やすか、資産運用で増やすことが必要です。

4、必要資金が足りない時に補う方法2「5000万円を資産運用する」

 

セミリタイヤ後に必要な資産が足りない時は、5000万円を元手にして資産運用をする方法があります。

まずは、元手になる5000万円を貯めることからです。

5000万円を貯めるまでは、セミリタイヤはせずに働いた方がいいでしょう。

もし、5000万円を利回り10%で運用できれば、毎年約500万円の運用収益が確保できます。

 

それによって保有資産が増えれば、複利効果などで次の年は500万円以上の収益が見込めるでしょう。

よって、運用する商品の利回りによっても異なりますが、5000万円があれば、資産運用でセミリタイヤ後の資金を貯めることも可能です。

 

高い利回りを期待している時は、FXや投資信託・ヘッジファンドがいいでしょう。株式投資や投資信託なら、分配や配当金・優待なども期待できます。元本保証があるものなら定期預金や債券ですが、利率は低めです。

5、資産運用をする時の注意点

 

資産運用をしたとしても、損失を出してしまうと保有資産がなくなってしまうこともあります。

よって、期待できるリターンだけでなく、リスクについても理解することが大切です。

資産運用のみで生活をする場合は、利回りが10%であったとしても、運用資産総額が減少する可能性があるので注意しましょう。

 

例えば、5000万円を利回り10%で運用し、5500万円まで増やしたとします。

しかし、その間に生活をするための資金が必要です。もし、使った費用の合計が利益の500万円以下なら問題ありません。

しかし、500万円を超えていると、運用資産総額を減らしてしまうことになります。

 

次の年からは、5000万円以下で運用することになるでしょう。そのような状態を継続していると、数十年後には財産が大きく減ってしまいます。

よって、1年間で使う生活費の合計よりも、資産運用の利益の方が大きくならないといけないのです。

また、資産運用に失敗した時は、損失が大きくなってしまいます。

大きなリターンを確保するためには、ハイリスクな商品になるでしょう。運用が成功すれば大きく資産を増やせますが、失敗した時は資産がなくなる可能性もあります。

ハイリターンが見込める商品には、元本保証が付いていないものが多いので、失敗した時に元本の5000万円ごと失うこともあるのです。

6、資産運用をする時には、複利効果を活用しよう!

資産運用をする時には、複利効果を活用することが大切です。

複利効果とは、運用で得られた収益を再び投資することで、元本と利子の合計額に、さらに利子が付くことをいいます。

単利の場合は、元本にしか利子はつきません。

 

しかし、複利にすれば利子が付く元本額を上げることができます。例えば、5000万円を10%の年率で運用した時、単利の場合は毎年500万円が増えていくだけです。

1年目には5500万円、5年後には7500万になりますが、生活費で500万円を使っている場合は、元金の5000万円そのままの状態になってしまいます。

複利効果を用いて運用した場合、1年目は5500万円ですが、2年目には6050万円です。これを繰り返すと、5年目には8052万円までになります。

得た利益を再投資して運用できれば、保有資産を大幅に増やすことが可能です。

 

この状態を続けると、8年目には1億円に達し、5000万円を2倍以上にすることができるでしょう。

10年目には約1億3000万円、15年目には約2億円になります。

セミリタイヤをする場合、保有資産の中から生活費を出さなくてはなりません。しかし、資産運用をしているもので再投資ができるなら行い、複利効果で増やしていくことが効果的です。

7、セミリタイヤをする時は、資産運用で資産を増やしていくことが大切!

セミリタイヤを検討している時には、まず必要になる資産の把握が大切です。

家族の人数や生活スタイル、セミリタイヤする時の年齢や保有資産によっても異なりますが、60代なら5000万円~1億円、40歳代や50歳代なら1億5000万円~2億円が必要になります。

 

保有資産や退職金・年金などで足りない時は、資産運用で増やすことも検討してみましょう。

資産運用の場合、5000万円を元手にした時は利率が大きいものを選ぶことで、大幅に資産を増やすことができます。

しかし、生活費などを支払わないといけないので、年間で使用する費用の合計が運用利益を上回らないようにしましょう。

また、複利効果を活用することで、単利の時よりも早く資産を増やせます。

これを参考に、セミリタイヤを検討している時には資産運用を検討してみてください。

 

 

おすすめの記事